法人負担の生命保険料及び個人年金保険料の税務上の取扱

養老保険

・性質=満期払の保険

・受取人について

法人:資産計上

保険者・遺族:給与

生存保険は法人、死亡保険は遺族:2分の1資産計上、残額を期間内取崩

●定期保険

・性質=一定期間内の生命保険

・受取人について

法人、遺族:経過に応じ損金

●定期付き養老保険

・性質=定期+養老

・受取人について

定期と養老区分○:それぞれの扱い

定期と養老区分×:全体を養老同様

●傷害特約付き

経過に応じ損金

●長期平準

・性質=期間満了時年齢70歳超かつ(保険加入時年齢+保険期間の2倍)=105を超える

・保険期間の60%は保険料の50%を資産計上

●逓増定期

・性質=保険期間経過により保険金が5倍まで増加+期間満了時年齢60歳超かつ(保険加入時年齢+保険期間の2倍)=90を超える

・保険期間の60%は保険料の50%を資産計上

個人年金

・性質=年金支払開始日から期間中年金が支払われるもの

・受取人について

法人:資産計上

保険者・遺族:給与

年金は法人、死亡給付金は遺族:90%資産計上、残額は期間の経過に応じ損金

法人税基本通達9−3−4〜6の2より