日用雑貨卸売業の視点、切り口

●経営改善の指針

・情報化への取り組み

マーチャンダイジング、物流、リテールサポートの強化

⇒基幹EDIの導入

・物流コストの低減

・財務体質および資金調達力

⇒低収益力を補い情報化投資、物流センター建設を行えるか

●業界構造

零細企業が25%程度と多いが合併・連携や協業体制の構築が進んでいる。

●事業の特徴

多品種、小分け納品。

特約店制度、リベート制、建値制を軸とした縦割りの流通構造。

●運転資金について

買入債務回転期間が、売掛金の回転期間、棚卸資産の回転期間より短いので、より運転資本が必要となる。特に2〜4月、8〜10月には季節商品の販売が多く、運転資本の需要が増加する。