「日本の農業は成長産業に変えられる」より

この間参加した「農業経営アドバイザー」の参考資料に使われた
標題の書籍について、要点をまとめてみました。

農業の成長産業否定論については以下のような論拠があるそうです。
1.そもそも、衰退産業だから
2.規模は零細なんだから限界があるだろう
3.家族経営では企業の成長に限界があるだろう

しかし、作者は下記の方法で農業は成長産業へ変化すると、
考えているとのことです。

1.現在の政策的な生産制限環境から生産拡大政策への転換、及び資源の高度利用政策へ転換
2.従来欠けていた「ビジネスの視点」を意識し、顧客や市場を発見する視点を持つ。また、農商工連携を図り、他産業のノウハウ利用に柔軟な姿勢を持つ。
3.農地の賃貸により、意欲がある者の農地の有効利用を進めるよう、法制度を整備する。