問題発見プロフェッショナル 構想力と分析力

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

目次

第1部 問題発見力が問われる(問題発見力が問題解決のクオリティを決定する)
第2部 問題発見構想編(戦略的問題発見の構想力を高める)
第3部 問題発見分析編(仮説思考と分析力は車の両輪
「拡がり」の中からギャップを生む重要原因を見出す
「深さ」をとらえ、問題を構造的に把握し、具体化する
「重み」づけを行い、取り組むべき問題の優先順位をつける)

[所感]
●問題発見を間違える4つのパターン
1.「あるべき姿」をイメージできないあるいは間違っている
2.「現状」の正確な把握ができない
3.あるべき姿と現状の「差分」の構造化、具体化、優先順位付けができない
4.実行可能な「解決策から」問題を捉えるために短絡的

●あるべき姿の間違いのex
勝者のジレンマ、ミッドライフクライシス

●あるべき姿を描くための「4つのP」
Purpose:そもそも何のために
Position:誰にとっての問題か
Perspective:問題はどこまでの拡がりをもつのか
Period:どの時点の問題とするのか
4つのPは相互作用を持ち、連動させることによって問題を把握させることが必要。

●「現状」の認識・分析力が低いと、正確な把握できない理由
?問題意識の欠如
?分析スキルの欠如
(?の原因)
・このままの「現状」続くことで、将来の現状がどうなるか客観視しない
・問題回避志向

●ゼロベースで考える=問題と解決策を分ける。

●問題発見の分析
拡がり:ギャップ分析
深さ:問題構造把握、具体化
重み:優先順位

●分析のコツ
なるべくグラフ化又はチャート化
⇒X軸、Y軸の意味を吟味し、グラフ種類選ぶ
⇒レポート作成時には、バナーと本文間で、why?⇔so what?を繰り返す

●モレの問題
重要なのは、モレを執拗にチェックする習慣