実効税率の計算

●実効税率とは

事業税は支払いをする日を含む事業年度において損金算入されます。
したがって、その分課税所得が小さくなり、税額も小さくなる。
このことを考慮して算出した理論上の税負担率を実効税率といいます。

実効税率は表面税率に一定の調整を加えて計算します。

●表面税率

法人税国税)・・・30%
■法人事業税(地方税)・・・9.6%
⇒最大税率のみ!!
■法人住民税(地方税)・・・法人税率×17.3%

 上に示した税率は”表面税率”であり、
課税所得に課税される実際の税率です。
3つの数字を単純に加算すると、44.79%となる。

ただし、上記理由から、事業税率による影響を控除します。

●公式

法人税率×(1+法人税率)+事業税率/1+事業税率